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【週刊現代_20150314】本当は大臣にしたくなかった 安倍首相VS林農水相 新「長州戦争」

「まだ新体制になって2回しか閣議は開かれてませんが、早くも2人は互いを意識しあい、ものすごい緊張感です。新『長州戦争』が官邸内でおっ始めるのではないかと、周囲は戦々兢々としています」

 

こう語るのは、首相官邸関係者だ。

 

2人とは、安倍首相と、西川公也農水相の電撃辞任によって2月23日に農水相に復帰した林芳正参議院議員である。政治ジャーナリストの山村明義氏が解説する。

 

「林農水相はこれまで再三にわたり、衆議院への鞍替えを希望してきたが、安倍首相がこれを許していない。林氏が参議院議員でいる限り、自分を脅かすことはないと考えているからです。2人の緊張関係は、このことが最大の要因です」

 

加えて安倍首相には、林農水相に対する強烈なコンプレックスがあるという。

 

「2人はともに山口県選出の3世議員ですが、安倍首相は成蹊大学を卒業して、わずか1年カリフォルニアに遊学していただけ。それに対し林農水相は、東大→ハーバード大大学院という超エリートだからです」(山村氏)

 

それでも安倍首相は今回、林氏を農水相に起用せざるを得なかった。それは金権スキャンダルがなく、TPPや農業改革という難題を前に、林氏の能力が必要だったからと言われる。

 

農水相が、TPPや農業改革で実績を上げたら、再度、衆議院鞍替えを持ち出してくるのは必至。官邸の新「長州戦争」勃発は間近か?