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【選択_201503】亀井静香氏が「勉強会」を画策するも 人が集まらず掛け声倒れに

議員引退した次世代の党の石原慎太郎衆院議員に代わって、国会議員最長老となった亀井静香元金融相(七十八歳)が、新たな勉強会の発足を画策しているという。無所属となって以降、国会にもあまり姿を見せないとされているが、そのままフェードアウトしないで「傘張り浪人」として時機の到来を図っているのだ。

 今年に入り、関係のある国会議員らに「安倍政権の経済政策は格差を助長する」「安倍首相の憲法改正は危ない。日本は暗黒の時代に逆戻りする」などと話して勉強会への参加を募っているという。

 亀井氏の集金力はいまも衰えないとされる。二〇一二年の衆院選では当時所属していた日本未来の党が候補者擁立に必要な供託金が不足し、小沢一郎氏が亀井氏に億単位の現金の調達を依頼したとされる。当時は亀井氏がパチンコ業界から金を工面したと噂された。

 カネ集めは得意でもヒト集めは苦手なようだ。少なくとも自民党議員は「反安倍」色の強い勉強会に出られるはずもなく、勉強会は発足さえ微妙だという。亀井氏はかつて、俳優の菅原文太氏を中心とする政治団体の設立も考えていたが、その菅原氏は昨年死去した。亀井氏の野心は枯れていないようだが、永田町ではやはり「過去の人」になってしまった。